今日は、選挙人投票の結果、Joe Bidenが正式に次期大統領に決定し、そしてアメリカで最初のコロナウイルスワクチンが接種されたという、歴史に残るニュースな1日でした。長いトンネルの向こうに光が見えてきていますが、ほんと心身共に健康に元気に、この冬を乗り越えましょう!
今週は、「ショルダースタンドへの道のり 第2弾」
クラスの最後に、Salamba Sarvangasana/ ショルダースタンドができるようにするために、必要ないろいろなポーズをやっていきます。アイアンガーヨガでは、レベル1(初級レベル)から毎クラス、ショルダースタンドをやります。それくらいすべきポーズだし、初級レベルでも慣れればできるポーズなのです。
前にも書きましたが、Salamba Sarvangasanaは、というか、このポーズもほんとうにいろいろな身体の筋肉を使います。まず、Shoulder Standなので、肩で身体を支えないといけません。そのためには肩甲骨と腕の柔軟性。体幹がないと、お尻を持ち上げれません。腹筋と背筋がないとポーズをやり続けられません。そして空中で脚を伸ばし続けられる柔軟な脚力。
そしてこのポーズは、Mother of Asanaと呼ばれています。ヨガのポーズの母!母が家庭内の調和と幸福のために力を尽くすように、このアサナ(ポーズのこと)は、人体機構の調和と幸福に大きな役割を果たす、とアイアンガー師は言っています。特に首に位置している甲状腺、副甲状腺の機能の増進。身体を上下逆さまにするころにより、重力によって無理なく静脈血を新造に送り返すため健康な血液が首や胸を循環する。息切れ、動悸、喘息、気管支炎、喉の不具合に効果あり。
上下逆さまになった状態でも頭が固定して、顎を押し付けることによって頭への血流が制御されるので、神経を静め、頭痛を取り除く。高血圧、いらだち、神経衰弱、不眠、貧血を改善する。内臓も上下逆さまになるので、消化解毒作用が改善し、エネルギーが満ちて元気になる。泌尿器異常、子宮の位置異常、月経異常、痔、ヘルニアも改善する。
実はなかなか好きになれなかったこのポーズなんですが、今ではほんとうに気持ちいいのです。
やっている時はなんかもう瞑想状態です。