ブログ投稿カテゴリ: お腹&腰&背中

桜満開なNYです~!
朝のお散歩で桜が咲いているのを見つけると、なーんか「あぁ、春だなあ」
私の父の出身が京都府の美山町というド田舎なんですが、10年くらい前に久しぶりに行ったら「かやぶきの里」というキャッチですんごい観光地になっていてびっくり。ちょうど桜が満開の時で、なんとも日本らしい「山里の春」に、フォトグラファーの夫は大興奮の巻でした。日本は結構桜の木があちこちにあって、春の訪れになんだか嬉しくなっていたものでした。やっぱ桜を見ると日本への思いを馳せてしまいます。(花粉症の人は大変なシーズン到来でしょうが。)

さて、4月からスタートした、日本の時間に合わせたクラス(日本時間の日曜日の 9:00AM、アメリカ東部時間の土曜日の8:00PM)は、引き続きやっていきますので、よろしくお願いします!

さて、今週は「せっかく引き上げたお腹をさらに締めますよ!」です。
先週はお腹を引き上げることに意識しながら、いろいろなポーズをやりましたが、お腹が引き上がりやすいポーズを選んでました。今週は、お腹が縮みやすいポーズで、敢えてお腹を伸ばすことで、腹筋を柔軟に鍛えていきます。
「柔軟に鍛える」というのがアイアンガーヨガのポイントでもあります。身体のどの筋肉もそうですが、緩めることができ、そして力を入れる時にはしっかり力がはいる筋肉を目指します。お腹の筋肉は内臓を支えるという重要な役割があります。が、カチカチに硬い腹筋では内臓が伸び縮みできません。ボヨンボヨンの筋肉だとどんどん内臓が下がってきます。
そして、ここずっと言い続けていますが、春はデトックスの季節です。脂肪が燃えやすい時期なのです。さらに、毒素というのは脂肪にたまりやすいそうですよ。脂肪も毒素もきれいさっぱり落として、しなやかな動きやすい身体になっていきましょう。

土曜日と日曜日のクラスの後、「ヨガとはなんぞや?」についてお話しさせていただきました。まずはご参加下さってありがとうございました!
さらに、感想を送って下さったみなさん、むっちゃ嬉しかったです。ありがとうございました!!!
「ヨガがこんなに深いことだったとは知りませんでした」に次いで、「ヴァイオリニストのメニューインがアイアンガーヨガを西洋に広めたきっかけを作った人とは知りませんでした!」と驚いた人が多かったですが、ほんと知らせざる事実。
このクラシック界のスターは、アイアンガーヨガについて「”音楽家の第一の楽器である自らの身体”に対する見方を一新し、”最大の共鳴と調和”を引き出す方法」と大絶賛。
そして「ヨガがなかったらどうなっているか?」と自問し、「挫折して秩序を非難する歪んだ人々、公正な人々を批判する廃人、王冠を期待して鎮座する独裁者、自身の不安定やフラストレーションを他人に転嫁してどうにかしようとする人々が渦巻く悲惨な状態になる」と。あれ・・・なんか昨今の嫌な状況と似てません・・・??ユダヤ人だった彼は、「ヨガは本質的に、人生、真実、忍耐を尊重する姿勢を培うものである」とし、戦後の平和運動にも多大な貢献をしました。
私は平和運動と壮大なところにまで行きつけないですが、地道に真摯にせっせとヨガを教えて、一人でも心身共に健康な人が増えていくことを目指します!

さて、今週は、「お腹を縦長に引き上げて、軽やかに春を迎えますよ!」です。
自分の身体、特にお腹が重いと、やっぱ気持ちも重くなってくるものです。もう春です!
何が周りで起ころうと春がやってきていています。身体は夏仕様にエネルギー代謝のいい状態にしていきたいので、冬にため込んだ余分な脂肪落とそうとしてくれるそうです。だから春になるとなーんか外に行って動きたくなるんすって。
クラスでもしょっちゅ言っていますが、重力と脂肪は重く下に引きすり下ろそうとします。
それに負けないで、自分の意識と筋力で上に引き上げていきましょう。そして気持ちも上向きに、元気に、笑顔で毎日過ごしていきましょう~!!!

アメリカは昨日からDay Light Saving Timeが始まりましたが、NYはまた冬に逆戻りの気温です。寒い~~~!
春は身体が「ゆるむ」季節です。ゆるむことによって季節に対応し、冬にたまってしまった老廃物と貯めていた脂肪を出して、身軽な夏用の身体にしていこうとするそうです。しかし身体ががちがちに固まったままではうまく機能しません。
また春はホルモンの分泌も盛んになり、身体を動かしたくなるそうます。その自然の要求に応じて下さい。血液やリンパ液の循環がよくなり、老廃物の排出も促進されます。毒素や老廃物は脂肪にたまりやすいため、春は身体が脂肪を燃やそうとしてくれるんですって!
ヨガをやることによって、そんな自然の身体の働きがもっと促進できます。

・・・と言うことで、今週は、「春に向けてデトックスしやすい身体にしていく!」です。

具体的には、一番脂肪がたまりやすいお腹をしっかり引き上げて捻ります。お腹を引き上げるのは腹筋だけではないのですよ。背筋も胸筋も必要です。そして捻るためには脚の踏ん張りがさらに大事になってきます。さらに、捻る時こそ呼吸が大事で、吐く息で捻って、胸に溜まっていた老廃物も出していきましょう。
アメリカの大掃除は年末じゃなくて、春なんですよね。春に向かって身体と心の大掃除をしていきましょう~!
今週は特に、お腹空き気味でクラスを受けるようにして下さいね。

今日友人と話していて、「200年続いた”地”の時代が終わって今年から”風”の時代なんだって」と聞き、風の星座であるてんびん座の私に合った時代がやってくるんだろうか??
まあ、どんな時代であっても身体は軽やかな方がいいですからね!

ということで、今週は「ヨガの筋トレ!で細い長いしなやかな筋肉をつける」

「筋トレ(筋力トレーニング)」というのは、筋肉に負荷をかけることで筋肉の成長を促し、筋出力を高めるトレーニング方法で、レジスタンストレーニングとも言われています。
その一つがウエイトという負荷をかけてやるウエイトトレーニングです。
私もかつては会社帰りにジムにせっせと通って、いろんなマシンを使ってやっていました。筋肉はつきましたが、結構ごつい身体つきでした。そしてちょっとサボると「なんでこんなすぐに戻るのよー!」と自分の身体ながら腹が立つほどさっさと元に戻ってました。

いわゆる運動で使われるのは「白筋(速筋)」と言われる運動筋で、姿勢の保持やバランスを取ったりするための筋肉は「赤筋(遅筋)」でインナーマッスル(コアや深層筋)に多く含まれています。

筋トレで鍛えられのはこの動かす方の筋肉で、鍛えれば鍛えるほど、太く強く硬く重くなっていきます。
一方アイアンガーヨガで何をやっているかというと、ヨガのポーズという姿勢でバランスを取っているわけです。激しい動きはしませんが、それによって赤筋(遅筋)が鍛えられ、鍛えれば鍛えるほど細く長くしなやかになっていきます。重たいものを持ち上げるのには向きませんが、自分の身体をいろいろな体勢でちゃんと支えられるようになります。身体の可動域が広くなります。そしてさらにコアマッスルが鍛えられ、筋肉がいつもいい姿勢でいようとしてくれるので、つねにカロリーを消費していて太りにくい体質になるわけです。

ウエイトで負荷をかけるより先にまず、自分の身体をちゃんと支えられる筋肉を鍛えて、軽やかに動ける身体になっていきましょう!

昨日ののスーパーボウルのトヨタのCM見ました?
感動で泣けました!まだの人は是非見て下さい~、(こちら

さて、今週は「Parivrtta:捻って絞って、身体もアタマもすっきりクレンジング!」
アイアンガーヨガでは、ポーズの名前は必ずサンスクリット語で覚えさせられます。いわゆるテクニカルタームで、「Parivrtta(パリブリッタ」というのはrevolved。そしてcleansingという意味もあり。捻るということはクレンジングすることにもなるからなんです。

よくね、「ヨガは動きが緩やかでカロリー消費が少ないから身体を引き締めるのには向いていない」と聞きますが、いやいや。アイアンガーヨガで捻りのポーズをやってみ!と言いたい。特にParivrttaという単語がつく、下半身と上半身を逆向きに捻るポーズは、横腹の腹斜筋が筋肉痛になるくらい効きます。大体ね、動かしていないところに脂肪ってつくんですよ。
Parivrttaのポーズで身体を捻ってお腹周りがすっきりしてくると、アタマもスッキリ、気持ちもスッキリさっぱりします。

NYは今週も雪マークがいっぱいついていて、外に出るのがさらに億劫になって運動不足になりそうですが、Parivrttaのポーズで身体もアタマもすっきりさせましょう!