今週は「どんなポーズも背骨を意識してみよう~!」 (constantcontact.com)

今週は「どんなポーズも背骨を意識してみよう~!」
他の骨の名前とか知らなくても、背骨は全員知ってるでしょう。(笑)
クラスで呪文のように毎回言っていますが、背骨は背骨だけでは立てないのです。
筋肉によって背骨が直立できています。
そして筋肉によって、背骨も動くことができるのです。
身体を動かしたり伸ばしたりしないと、背骨をささえる筋肉が弱ってきます。
同じ姿勢でずーっといると、筋肉が固まったままになります。
私は側弯症で、背骨が左にぐねっと曲がっています。
生まれつきでなく、自分の身体の癖でそうなってしまいました。
これは骨が勝手に曲がるではなく、骨を支えている筋肉が左右不均等なので、骨はそれにつられて曲がってしまうのです。
これを知った時は、目から鱗!
Iyengar Yoga(アイアンガーヨガ)で。できるだけ左右対称にやることを心がけてポーズをやっていく内に、全くこれっぽっちも腰痛なし!になりました。
今でもまだ側弯症で、すっごくやりにくポーズはありますが、この理由だけでも、Iyengar Yogaをやり続けようと思うくらい、腰痛なしの人生は素晴らしい。
「えー、私、別に腰痛ないし」と、つぶやいた人もいるでしょう。

この図を見て下さい。(細かい文字は無視してオッケー)

背骨の中には大事な神経が通っていて、そこからたくさんの枝を出しています。
その枝が筋肉や皮膚、内臓にと様々なところにつながっているのです。
大元の背骨が縮んだり、歪んだりすると、神経がうまく伝達されず、体の不具合、特に内臓に不調をきたすこともあるのです。
神経って、痛みを感じさせるだけじゃないんですよ。
「神経は、①皮膚や身体のさまざまな部位から情報を脳に送る役割、②送られてきた情報を分析、整理、判断し、その情報に応じて適切な決定を下す司令塔の役割、③その決定を末梢に伝える役割を担っている。」なんです。
背骨が縮んで固まってしまうと、姿勢が年寄り臭くなるだけではない!
身体の内側から年寄りになってしまうということです。
さあ、今週も一緒に元気に、Iyengar Yogaをやっていきましょう~!
どの木からも新緑が生き生き~❤