やーっとNY Botanical Gardenでやっている草間彌生展に行ってきました。気が付いた時には予約が1ヶ月以上先でがっくりしてたんですが、あっと言う間にその日が来たのでした。直島にも行って来たし、マンハッタンのチェルシーでやっていたExhibitionも寒い中並んで見たし、彼女のドキュメンタリー映画も見たのです。なんかとっても好き♥


今週は、「Restorative: 元気を回復させるヨガ!」です。
アイアンガーヨガは、毎月の最終週はRestrativeをやります。Ristorativeというのは元気を回復させる、という意味です。1990年代にアメリカの理学療法士であるジュディス・ラサター(Judith Laster)氏によって考案されました。ラサター氏は、アイアンガーヨガの正式認定指導者であり、アイアンガーヨガから派生して生まれたリストラティブヨガは、アイアンがーヨガの特徴の1つでもあります。通常のクラスよりプロップをふんだんに使って無理せずポーズをとれるようにし、普段より長くポーズをやります。
で、ここで誤解して欲しくないのは、Restorativeはrelaxationの要素はありますが、それだけではないということ。もっと言うと、relaxationを得るためには、身体の緊張を緩めないといけません。身体がカッチカチのまま、例えば寝て脚を壁に上げてリラックスできますか?腰が痛くなるだけです。シークエンスとしては、まず動いたり、身体をじっくり伸ばして硬いところを緩め、後半にリラックスできるポーズを長くやり、Savasanaの後にプラナヤマ(呼吸法)をやります。身体をじっくり伸ばす時は、緩めることを目指します。結構長くポーズを続けるので、緩めようと思ってやらないと意地になってそのポーズを保とうとして逆に身体を硬くしてしまいます。ポーズをやりながら、どこが辛くなってきたのか、どこがまだ緊張しているのか、呼吸は止めていないか、などを観察していきます。
初級レベルでは、リラックスできるポーズを主にやります。
全レベルでは、一つのポーズを長く保ちながら、自分の身体を観察して、身体の緊張を緩めることを主にやります。
中級レベルは、Savasanaの後に呼吸法もやります。
今までオンラインのクラスでRestorativeをやりませんでした。自宅でやっているので十分なプロップが揃っていないとできないことがたくさんあるのと、適当なプロップでやるとリラックスできるどころか長くポーズをやることで逆に身体を傷める可能性もあるからです。オンラインヨガも1年以上になり、プロップを揃えてくれている生徒さんも増えてきているのでやることにしました。
今週は、いつものクラスを違うペースで、自分の身体と向き合うためにヨガをやってみて下さい!