夫は映画大大大好きで、一応SAG-AFTRAのメンバーとして投票するのもあって、もちろん昨晩のアカデミー賞授賞式はマストイベント。付き合いだした頃、オスカーパーティなるものに一緒に行ったのはいいんですが、映画オタクのニューヨーカー達の話題にこれっぽっちもついていけなくて「明日仕事が早いから」と嘘ついて夫を置いてさっさと帰ってしまったという思い出もあり。昨日のオスカーは「えぇぇぇ~~っ?!?!」な終わり方に話題が集中していましたが、私は「My Octopus Teacherが長編ドキュメンタリー部門で受賞したことが嬉しかったです。このドキュメンタリーは、Sea Change Projectの一つなんですが、自然から遠く離れたところで生活してしまっている私達は、このようなドキュメンタリーを定期的に観る必要ありだとremindしてくれた素晴らしいフィルムでした。
まず、5月のスケジュール変更とワークショップのお知らせから。
5月15日(土)のゆっくりヨガ:30分遅く、4:30pm~5:30pmに時間変更です。
5月19日(水)の全レベル(12:0:00~1:00pm):お休みです。ごめんなさい!
5月29日(土)1:00~2:30pm:「腰痛防止ワークショップ」をやります。(全レベル)
*私がアイアンガーヨガにハマってしまったのは、何をやっても良くならず、15年以上苦しんだ腰痛がなくなったことが大きいです。側弯症で背骨は曲がったままですが、腰を支える側腹筋・後腹筋などの腹筋群、浅背筋・深背筋など背筋群や腱膜を正しく伸ばし、股関節や臀部の筋肉を柔軟にすることで、腰痛は全くなくなりました。同時に便秘や冷え性、生理痛が改善されました。太らなくなりました。それをみなさんにもシェアします。
そして、今週は「日常生活の全ての動きに影響する股関節を老化させない!」です。
まず、もうみなさんは股関節がどこにあるか知っていますね?
太腿の付け根の、大体目尻の下で、どちらかと言うとお尻に近いあたりで、太ももの骨と骨盤をつなぐ関節です。上半身と下半身をつないでいるので、股関節が上手く動かなくなってくると、上半身にも下半身にも影響が出てくるのです。
例えば腰痛。大体は腰の筋肉がかっちかちになって、腸骨と仙骨をつなぐ仙腸関節が動かなくなってしまって起こるようですが、その大元は股関節。
股関節の可動域が狭くなると歩き方や立ち方にも影響し、膝や足首、足底の痛みとなって生じます。
ゴルフのスイングは腰の柔軟性だと思っている人が多いようですが、股関節です。早く走れるのも股関節。ダンスで脚が上がるのも股関節。背骨がすっと伸びるのも股関節。
私は、Parivrtta Parsvakonasanaというポーズで右側に捻る方は、まるで他人の身体か?!というくらいできないんですが、これも実は右の股関節の硬さだということが最近わかりました。
加齢によって筋肉が硬くなったりあるいは弱くなったりすることと、いわゆる欧米式のライフスタイル、歩かない生活で、股関節は、どんどん動きが悪くなっていきます。
特に日本人には変形性股関節症が多いそうです。原因の多くは先天性のもので、股関節の脱臼や発育不全などを起こしています。若いときには骨や筋肉が股関節をサポートしてくれているので、あまり影響は出ません。ところが中高年になって太ったり、骨密度が低下したり、筋肉量が減少するにつれ、股関節への負担が大きくなり、痛みが出て、変形性股関節症と診断されます。
悲しい例をたくさん出してしまいましたが、要は若い頃の筋力と柔軟性を保てばいいということなんです!
が、股関節も、自己流で好きな方向ばかりに動かしていてもいけないんですよ。私が頻繁に腰痛で朝起きれなくなっていた時だって、股関節は柔らかいと信じてましたからね。6方向に動くなんて知りませんでしたから。
2月21日の週に送ったニュースレターで股関節の動きを簡単に説明しています(HPには違う日にちで上がっています)ので、ご参考までにどうぞ。