この冬のNYは雪が多くて、「また降ってる~!」なんですが、外にでないので影響なし、というのがなんだか不思議な感じ。マンハッタンの教室は足元が危ない時はクラスをキャンセルしていましたが、プライベートレッスンは公共の交通機関が動いている限りは教えていたので、去年までは雪の朝、寒い中バスを待ってさらにメトロノース(電車)に乗って郊外に教えに行ってました。行きはよいよい、だったんですが、帰る頃になってむっちゃ雪が積もってもう家に辿り着けないんじゃないかという事態になって、夫を心配させたことが何度かありました・・・。

さて、今週は「股関節の可動域を広げて若々しい動きに!」
「股関節」はよく耳にすると思いますが、さてどこにあるか知っていますか?
今週は毎クラス必ず股関節の位置を確認して、そこにスペースをつくるようにヨガのポーズをやっていきます。
股関節は骨盤と大腿骨頭をつなぐ関節です、
股関節周りにはなんと20以上の筋肉があるのです!
もうびっくりでしょう。
その20以上の筋肉が上手く動くから、脚が屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋の6つの動作ができるのです。
ヨガのポーズは、屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋の6つの動作を全てやります。
ある一つの動きだけピックして、股関節が硬いとか柔らかいとか言いますが、6動作全てスムーズにできて初めて股関節が柔軟と言えるのです。
「足腰」と言いますが、その動きの要となる股関節を柔軟にしていくことが、動きをスムーズにすることにつながります。
股関節のところにはリンパ節もあります。リンパ腺というのは血液と違って心臓のようなポンプ機能がないので、リンパ腺の流れをスムーズにするには筋肉を動かすしかないのです
リンパ腺は、リンパ液に入り込んだ細菌やウイルス、がん細胞などの異物をせき止めて排除し、外敵から体を守る働きがありますからね。スムーズにしておかないと。
今週も、元気にヨガ、やっていきましょう~!