Key Westから戻ってきたら、もうNYはすっかりクリスマスモード
隣近所ではクリスマスの飾りつけも始まっています。
2021年もあと1か月ちょっとで終わり。
今年は去年できなかったパーティやらイベントやらで、忙しくなっている人も多いと思います。が、忙しいからこそ、ヨガをやって体調を整えて下さいね!

 

さて、今週は「鼠径部(そけいぶ:脚の付け根)に注目!」
そうです、クラスでしょっ中言っていますが、脚の付け根には股関節があります。
股関節は、人間の身体の中で最も大きい関節で、上半身と下半身をつないでいます。
鼠径部は、お腹側の脚の付け根(ビキニラインとも言う?)で、多くの腱、靭帯、大腿動脈と静脈、リンパ節、太い神経が通っています。

運動不足や長時間の座り姿勢、下着や衣類の無理な締め付けによる圧迫などで、鼠径部が硬くなっていくると、そんな多くの腱や靭帯、大腿動脈と静脈、リンパ節、太い神経に影響してきて、いろいろな不具合が起こるわけです。
このイラストは、右脚の付け根(鼠径部:そけいぶ)を前から見たもので、赤線が動脈、青線が静脈、黄線が神経です。
水色に着色してあるのは股関節を曲げるための筋肉です。
これだけでもひょえ~!なんですが、実際にはこれに靭帯や腱やリンパ腺もあるんですよ。
鼠径部が硬くなると、まず血流やリンパの流れが悪くなり、冷え性や疼痛、脚の浮腫み、痺れが生じてきます。
鼠径部が硬くなって伸びないからお腹も落ちてきます。ひどくなると鼠径部ヘルニアになります。
鼠径部が硬くなって伸びないから前かがみの姿勢になってきます。それで無理に胸を張ろうとするから腰にきます。
鼠径部に痛みが出てきて動きが制限されていくと腰痛や膝痛を引き起こします。
身体のどの部分も大事ですが、そうです、鼠径部も伸ばさねばならぬのです。
鼠径部の柔軟性がアップすると、まず太ももが引き締まります。
筋トレやランニングなどで上半身は締まってきたのに、下半身が固太りの人というのは、この鼠径部の硬さが原因だったりします。
鼠径部の柔軟性は生殖器官への影響も大です。
さあ今週も一緒に、元気にヨガをやっていきましょう~!
アッという間の3泊でした!