こんばんは。
メモリアルウイークエンドはいかがお過ごしでしたか?
NYは寒かったー。金曜の夕方からずーっと雨でヒーターを入れねばならないくらいの寒さでした。最終日の今日はいいお天気になり、近所はBBQを楽しむ人の声と匂いが溢れてました。NYは着々と通常モードに戻ってます!
さて、今週は、「Salamba Sarvangasana(Shoulder Stand:肩立ちのポーズ)への道」
クラスの最後に、Salamba Sarvangasana(ショルダースタンド)ができるようにするために、必要ないろいろなポーズをやっていきます。アイアンガーヨガでは、レベル1(初級レベル)からショルダースタンドをやります。それくらいすべきポーズだし、初級レベルでも慣れればできるポーズなのです。
Salamba Sarvangasanaもほんとうにいろいろな身体の筋肉を使います。
まず、Shoulder Standなので、肩で身体を支えないといけません。
そのためには肩甲骨と腕の柔軟性。
体幹がないと、お尻を持ち上げれません。
腹筋と背筋がないとポーズをやり続けられません。
そして空中で脚を伸ばし続けられる柔軟な脚力。
このポーズは、Mother of Asanaと呼ばれています。ヨガのポーズの母!
母が家庭内の調和と幸福のために力を尽くすように、このアサナ(ポーズのこと)は、人体機構の調和と幸福に大きな役割を果たす、とアイアンガー師は言っています。
特に首に位置している甲状腺、副甲状腺の機能の増進。
身体を上下逆さまにするころにより、重力によって無理なく静脈血を心臓に送り返すため健康な血液が首や胸を循環する。息切れ、動機、喘息、気管支炎、喉の不具合に効果あり。
上下逆さまになった状態でも頭が固定して、顎を押し付けることによって頭への血流が制御されるので、神経を静め、頭痛を取り除く。高血圧、いらだち、神経衰弱、不眠、貧血を改善する。内臓も上下逆さまになるので、消化解毒作用が改善し、エネルギーが満ちて元気になる。泌尿器異常、子宮の位置異常、月経異常、痔、ヘルニアも改善する。
実はなかなか好きになれなかったこのポーズなんですが、今ではほんとうに気持ちいいのです。やっている時はなんかもう瞑想状態です。
・火曜日と土曜日の初級クラスはショルダースタンドはしませんが、やれるような準備をしていきます。
・全レベルと中級のクラスではクラスの最後にやります。
生理中の人や、肩や首に不具合のある人は、ショルダースタンドはしない方がいいので事前にご連絡下さい。別メニューをします。ショルダースタンドがやりたくない人も、同じく別メニューをしますので、無理してやらなくても大丈夫です!