まさかこのポーズはやらないですが(教えれん!)、今週はこれでーす。
左がB.K.S. Iyengar師、右が我らがNYのSenior Teacher、Carrie Owerko。
Carrieも元ダンサーで身体は柔軟極まりないんですが、このEka Pada Rajakapotasana II (One leg king pigeon pose) を見ると、アイアンガー師の関節の柔らかさにはもう言葉がない。特に股関節がすごいわー!
今週は、「股関節が柔軟になるポーズ特集!」
股関節は、上半身と下半身をつないでいる関節です。股関節が硬くなってくると
・背中が丸くなる
・内臓が落ちて下腹が出て来る
・便秘がちになる
・太りやすくなる
・脚がむくむ
・冷え性になる
・腰が痛くなる
・膝が痛くなる
・転びやすくなる
・颯爽とした歩き方ができなくなる
・機敏に動きにくくなる
逆に股関節が柔軟になってくると、この長~~いリストが全部改善されてきます!
すごくないですか?!
日常生活で、肩が凝ったなあ、とか背中が張っているなあ、という自覚症状はありますが、「あー、股関節が硬いわー」とは感じないですよね。大体股関節がどこにあるのか知らない人も多いし。ヨガのいろんなポーズをやってみて、「へっ?何でできないの?!」という理由が股関節の硬さ、ということが多々あります。
では、なーんで股関節が硬くなるのかと言うと、使っていないから。そしてもちろん加齢&老化。使っていないとこの老化がさらに促進されますからね。
「ああ、私開脚結構できるから大丈夫」ではないんですよ。股関節で脚が6つの動きをします。
  1. 屈曲(Flexion)
  2. 伸展(Extension)
  3. 外転(Abduction)
  4. 内転(Adduction)
  5. 外旋(External Rotation)
  6. 内旋(Internal Rotation)
なーんとヨガはこの動き全部をします!
ちなみに私はかつて、股関節が硬いとこうなるよ、の上のリスト全部該当してました。今はほぼ全部改善されています。腰痛も肩凝りもなし。腰痛をかかえながら出張しまくっていた若い頃の自分にアイアンガーヨガを教えてあげたかったー!
そして、上の写真のCarrie Owerkoやアイガンガー師の身体の状態とは、どんな気持ちのいい状態なんだろう?と思います。
今週は、股関節を柔軟にするポーズをいろいろやっていきます。クラスの前と後の自分の身体の変化を比べてみて下さい。
そして、身体が改善してくると、精神状態も改善します。