コロナ渦の前、日曜日に教えていたスタジオがChelseaのGay Pride Paradeが通る5番街からちょっと入ったところでした。(7月にNYの対面クラスをするスタジオです。)

パレードの日曜日はまず、5番街を横切れない。

すんごい大回りさせられ、さらにパレードが区切れるまで待たされるので、2分で行ける距離を20分くらいかけてスタジオに到着。そしてクラス中は窓を閉めていても歓声が聞こえてたなあ。・・・なんてことを今日のニュースを聞きながら懐かしーく思い出していました。今年のパレードには世界中から200万人もの人が集まり、最高裁の判決の影響もあって大盛り上がりだったようです。

さて、今週は、「他の運動では余り意識しない脇の下、鼠径部、膝の裏側」です。

この3箇所も意識させるようにヨガを教えるのって、Iyengar Yogaの特徴の一つです。

さて、この3箇所の共通点は何でしょう?

筋肉とか骨ではないから、あまり意識しないところですね。

だからこそ、縮みやすいし、たるみやすいし、そうなっていても気付きにくい。

この3箇所にはリンパ節があります。

そもそもリンパって何?という話ですが、血液循環のなかで毛細血管から染み出した「リンパ液」という血液成分の一部を「リンパ管」が取り込み、「リンパ節」でろ過されて血管に戻してくれます。

血液は栄養や酸素を送る役目なのに対して、リンパは大きく2つの役割があります。

  • 排泄:老廃物・毒素の回収と排泄
  • 免疫:殺菌などの退治、ウィルスなどの抗体をつくる

リンパの流れが滞ると、これらの機能が低下して、むくみや冷え性、ひどい生理痛や更年期障害、そして免疫力の低下で風邪をひいたりそれころウイルスに感染しやすくなってしまいます。

血液は心臓がポンプの役割をして身体の隅々まで血液が送られています。

一方、リンパ液には心臓のような強力な自力ポンプ機能はなく、筋肉の弾力性と柔軟性で循環しているのです。

血液が1分足らずで体内を一周するのに対し、リンパ液は半日~1日もかかるそうです。

なので筋肉を動かさないと、あっというまに滞ってしまいます。

リンパ節というのはリンパ腺が密集している箇所で、なかなか意識しないところなのです。

先週は首と肩を意識することで、首と鎖骨にあるリンパ節の機能はかなりアップしたはず!

お腹はいつも引き上げるように言っていますね。

今週は後の3箇所を意識できるように、ゆっくりとリストラティブな内容でやっていきます。

そんなに動きませんが、終わった後はかなりすっきりしますよ!

さあ今週も、一緒にヨガをやっていきましょう~。

↑チェルシーは銀行もGay Pride