とにかくヨガを教えたい!」という一心で、わけわかんないまま&何も環境が整っていない中で、Zoomでオンラインヨガのクラスを最初にやったのが、去年の3月24日(火)。スタジオでクラスを受けてくれていた生徒さんと個人レッスンを受けてくれていた人に案内し、ラップトップも持っていなかったので i-padでやったんですが、フリーズしまくってしまいました。
やっぱラップトップはいるわなあ、と思ってオーダーしようとしたら、みんな考えることは同じで、どのサイトにいっても、ほとんどのラップトップが「Out of Stok」あるいは、デリバリーが1か月後とかで、ツールを揃えるのがまず大変でした。(この時のことを「週刊NY生活」の11面にある連載にちょろっと書いています。)
そんな状態で始めたオンラインヨガですが、私がITに関しては化石のような知識しかないことを知っている友人がため息つきながらも忍耐強く教えてくれたり、写真家の夫がこの狭い家のスペースをうまくZoomの画面に映るように、ライティングやらレイアウトやらを工夫してくれました。
そしてクラスを受けてくれたみなさんからのアドバイスや励ましに支えられて、1年間オンラインでヨガを教えてこれました!自分で受けるだけでなく、お友達やお知り合いにクラスを紹介して下さったお陰で、NYのみならずアメリカ各地やヨーロッパ、日本からも、ほんとうにたくさんの人にクラスを受けてもらえた1年間でした。
ありがとうございました!!!
私はインドのPuneにあるアイアンガーヨガの本拠地、RIMYIで、1カ月間、朝から晩までヨガ三昧をする予定でした。とことんヨガをやったらどうなるのか?(本当は1年くらい試してみたかったんですが、夫に「お願いだから仙人にならんといてー!(泣)」と説得されたのと、インドで体調を壊さずやっていく自信があまりなかったことからまずは1ヶ月にしました。)これは今でも興味があることで、隙あらばやってみたいことですが、それよりもこの1年で「ヨガを教えたい」方が強くなりました。
なんでヨガを教えたいのか?
私は身長が180cmあります。かつては「女子プロレスラーになった方がよくない?」と言われるようなごつい体型でした。そんなことを言われて嬉しいわけがない。外見が自分の精神に与える影響は大きかったです。
背が高いせいもあって、ずーーーっと腰痛持ちでした。マッサージは必ず男性にやってもらうくらいすんごいひどい肩凝りでした。冷え性で便秘がちで、生理痛がひどかったです。ストレス解消に、よく食べてよく飲んでました。よく働いてましたけどねー。そしてよく体調を壊してました。(ユンケルは手放せなかった。)
アイアンガーヨガをやりだして、腰痛がなくなった時には、肩凝りも冷え性も、便秘も生理痛もほとんとなくなっていました。良く寝れて、朝、機嫌よく目覚められる幸せ。
ありとあらゆるダイエットをして体重を減らそうとしてはリバウンドしていた人生だったのに、いつの間にかSize 4になっていたという。(エリさんが書いてくれた「脚が本当に当に伸びる!スパドーニゆかり先生の体が変わるヨガにもあります)
身体が健康になって、そして自分にフィットした体型になると、もうそれだけで人生のネガティブな要素がかなり減ります。
ヨガをやってもやっても、もちろん悩みはあるし、落ち込むし凹むし、怒るし、愚痴るし、ですが、でもヨガで身体を動かして伸ばして広げて、最後のSavasanaで気持ちよくなるのを繰り返すと、心も落ち着いてきます。身体が健康であれば、心も健康になってくると思います。健康な心は、善悪の判断ができ、feel in control, valued, confident & comfortableで、他人にはrespect, kindness, dignity compassion, understanding, courtesy & honestをもって接することができます。
私もそうなりたいし、心身共に健康な人がどんどん増えれば、健康な社会になっていくでしょう。これからの世代のためにも、そして私の明るい老後のためにも(!)、健康な社会になっていって欲しいのです。
振り返ると、ほんとうに辛いことや嫌なことがたくさんあったからこそ、ヨガを教えたい思いが大きくなった年でもありました。
もう間もなく通常の社会生活が送れるようになると願っています!