昨日の日曜日、NYは初夏のようなお天気で、どこからこんなたくさんの人が湧いてきたんだ???というくらいAstoria Parkはすごい人口密度でした。しかもBrooklynに住んでいるのような若い家族連れが多くて、「Astoriaも変わってきたなあ」と、地元生まれの夫はしみじみ。
私がAstoriaに住み出した20年前(!)の日曜の午後は、教会の後、おじいちゃん達が椅子を外に出して煙草を吸いながら雑談してて、その他の家族はたぶん家の中でディナーの準備とかしているんだろうなあ、の光景でした。夫の家からAstoria Parkまで歩いて5分くらいなんですが、当時は隣近所全員知り合いだったので、公園に行くまでにいろんな人との挨拶やら雑談が入って、大体30分はかかったという、寅さんのヨーロッパ版のような所でした。
昨日はギリシャ国教会のイースターだったので、ギリシャ移民が多い近所はラム(羊)のBBQの匂いで充満してました。これはAstoriaの風物詩。以前は夫と歩いていると「Join us!」と、あちこちから声がかかって、まるでストリートフェアの様相でした。
が、なんと昨日は、311に、BBQの煙が家の中まで入ってきたというクレームの電話が例年になく多かったらしい。アストリアのコミュニティのFBにもそんな苦情がポストされていて、唖然。除夜の鐘が煩いと言われるから鐘をつかないお寺が増えているという日本の呆れた状況を思い出したのでした。
さて、今週は「はみ肉のないすっきりとした脇腹!」です。
実は脇腹というのは、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋と、なんと筋肉が3層にもなっているのです。内臓を正しい位置に保つためです。脇腹には骨がありません。なので筋肉がたるんでしまうと内臓が落ちてきてしまいます。3層になっているのは外腹斜筋が弱っても内腹斜筋で内臓を正しい位置に保とうとしてくれるから。内腹斜筋がたるんでも腹横筋で保てるかも。と二重のバックアップシステムになっているのです。
私は身体を締めようと、必死で筋トレをしていた時代がありました。筋肉がモリっとついて6パックぽいお腹になりましたが、よく体調を壊してました。筋トレをやめると、悲しいくらいアッと言う間に体重が増えていました。今思うと、筋トレで動く筋肉を鍛えていて、内臓や骨を保つ筋肉=正しい姿勢にしてくれる深層筋を鍛えていなかったんでしょう。
ヨガは正しい姿勢になるようにポーズをしていきます。ということは、正しい姿勢を保てる筋肉(=インナーマッスル)を柔軟に鍛えていけるということです。
動かす筋肉というのは、すぐに動けるエネルギー源として糖分を使います。筋トレすると食欲が出てくるのはこのためです。
身体を保つ筋肉のエネルギー源は脂肪だそうです。糖分が切れて骨や内臓が保てなくなったら大変ですからね。なのでヨガをちょっとお腹空き気味でやっても脂肪をエネルギー源とするから大丈夫で(血糖値に問題のある人は空腹になり過ぎないように注意して下さい)、だから、激しい動きでなくても脂肪が落ちていくのです。
そして内臓が正しい位置にあると、内臓が正しく機能します。
内臓の元気は、身体と心の元気です!
今週は、脇腹を意識しながらいろいろなポーズをやっていって、内臓を元気にしていきましょう~!