週末の金曜日から日曜日まで、one of the most senior Iyengar teachers in the USAの、Laurie Blakeneyのワークショップを受けていました。19歳でアイアンガーヨガを始め、直接アイアンガー師から学び続け、今69歳の彼女。失礼な言い方ですが、パッと見、ごくフツーのおばさん。ところが!!!どのポーズも決して力むことなく、まるで普通の動作のようにさら~っとやっていて、いざ自分でやってみると「うっそでしょー!なんでこんなことができんねんっ!」の連続でした。
金曜日は自分の狭い部屋で受けていたので、Zoomの画面をオフにしていたんですが、見られていないと思うととたんにサボりたがる自分がいて我ながら苦笑。で、土曜日からは画面をオンにしてやったら、とたんに「ゆかり、腕が後に行き過ぎ」と注意されて、ひゃあぁぁ~っ!あんな大人数でよく見ているもんだ!と、とたんに脇目もふらずに集中して受けたのでした。
さて、今週は「お尻~!」です。
今まで余りお尻のことを言ってきませんでした。それもりもまず足と脚。そしてわかりやすい&気になるお腹部分。見えないけど年齢が顕著に表れる背中と肩。同じポーズでも意識するとこが違うと、また違う味わい(!)ですよね。アイアンガーヨガは、最終的にはどこもかしこも意識しなくても、身体を正しく使えるようになることを目指します。
さて、お尻の使い方は?というと、とにかく、意識的にきゅっと締めるようにする、「Firm your buttocks」
日曜日のクラスでも言いましたが、アイアンガーヨガは、お尻をキュッと締めて終わりではありません。お尻をだら~とせずに、きゅっと締めて、そのエネルギーで背骨を伸ばします。あるいは脚を伸ばします。
特に腰が悪い人は、お尻を使わずにヨガのポーズをやるから腰に来るケースが多いのです。私はアイアンガーヨガにはまる前は、ビクラムからクンダリーニヨガまで、ほとんど全ての種類のヨガは経験しましたが、ヨガで腰痛を頻発していました。いろいろな原因がありますが、お尻を使っていなかったことは確かです。きゅっと引き締めるように意識していていましたが、そこで終わっていました。だから腰回りの筋肉を固めてしまっていたのです。
お尻が使えるようになると、顕著に違ってくるのが背中。「いい姿勢にしなきゃ!」と思わなくても自然に綺麗な姿勢になってきます。